Matanzaの旅6(モロッコ編2)

モロッコ(タンジェ)二日目はメディナ(旧市街)に行くことにしました。

しかしこの国の奴ら、何で人の顔をこんなにも睨みつけるんやろ?アジア人が珍しいのは分かるけど、見過ぎにもほどがあるやろ。
男の連中は道の向こう側からでも声をかけてくるくらいフレンドリーで、今まで訪れた国の中でも飛び抜けてる。逆にムスリムの女の子達は目も合わせないくらいシャイで、頭にスカーフ巻いてて髪の毛も見えないので、とってもエキゾチックです。

ホテルを出るとまた、自称オフィシャルガイドのおっちゃん達にしつこくつけまわされます。いー加減にしてっ!悪気はなさそうやけど、マジで疲れる。

疲れ果てて小高い丘で休憩してると、明らかに旅行者っぽい人達を発見したので、モロッコ人を見習ってフレンドリーに声をかけてみました。

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彼等はアルヘシラスからのデカイ船での日帰りツアーで来てるらしく、目的地も同じだったので、一緒にメディナに行くことにしました。

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メディナの中は迷路みたいに入り組んでて気を抜くと迷子になりそう。

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メディナの中には市場もあります。オリーブの山積み!

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イスラムっぽい雑貨も、かなりのクオリティの物が、信じられないくらい安く手にはいります。勿論最初はかなり吹っ掛けてくるので、必ず値切りましょう。

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わーお!ビューテホー!

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モスクはすごく神聖な感じがして、僕みたいに明らかにムスリムじゃない人は入りにくい感じです。入りにくいと言うか入れないんかな?ジャッキーとペッツ

一緒にメディナを探検したジャッキーとペッツはシカゴから来たアメリカ人で、とってもキュートでナイスな女子達でした。ありがとう!

船の時間が迫ってたので、みんなとはここでさよならして、僕は一人メディナに残りました。一人になると案の定また自称ガイドのおっちゃん達が寄ってきます。

でも不思議なもんで、あんだけウザかったおっちゃん達にもすっかり慣れてきました。

まだモロッコらしい食事をしてなかったので、おっちゃん達にオススメのレストランを聞いて、一番美味しそうにプレゼンできたおっちゃんについて行くことにしました。

restaurant

僕が選んだおっちゃんが連れてきてくれたレストランは入り口が工事中で、客はゼロでした。ここ大丈夫か? 店の奥からは、お経というか、コーランって言うのかな?女性の歌声が聞こえてくる。なんか変な店やけどこの歌声には何故か癒やされる。

キッチンからシェフらしき人が出て来たので、コース料理を注文。
モロッコはイスラム教の国なので、基本的にはアルコールはありませんが、念の為に尋ねてみたら、やっぱりビールですら置いてない。コーラならあるらしい。
コース料理食べながらコーラかぁ・・・やっぱ遠慮しときます。

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これはホブスというパンで、モロッコの主食です。市場やスーパーには山のように積んであります。

soup

最初に出てきたのはスープ。モロッコではクミンを頻繁に使うようで、自称ガイドのおっちゃん達もかなりクミンの香りがします。このスープもしっかりクミンフレーバーでした。

pastilla1    pastilla2

次に出てきたのはおそらくPastilla(バスティラ)と呼ばれるサモサみたいな食べ物です。
さすが地中海に面してる国だけあって、食文化のレベルが高い。

タジン1   タジン2

そして最後は当然タジン。クスクスに鶏肉と野菜の蒸し焼きがのってて、予想以上の美味しさ。
最初はあの自称ガイドのオヤジにダマされたと思ったけど、どの料理も美味しい。

変な店だったので、多少ボラれる事も覚悟してましたが、このコースに激甘のミントティーまで付いて80DH(約800円)。マジか?
勿論たっぷりチップを置いて帰りました。ユーロで。

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