2011年11月6日
今回はMatanza(マタンサ)を体験するためにスペイン南部に来ております。
ところでMatanzaって何でしょう?簡単に言うと豚を殺してハムやソーセージを作る事ですが、昔からスペインでは儀式的に行われてきた行事です。昔は広場でお祭り的に行われたり、ご近所同士でやったりしてたらしいですが、最近はもっぱら工場生産されてるみたいですね。日本でも最近は魚の三枚卸し出来る人があんまりいないのと同じかな?違うかな?
とにかくスペインのチョリソーやハモンセラーノ、ロモなどのCured meat加工を体験したくてやって来たんです。
しかし、格安航空券で来たので、深夜12時過ぎにMalaga(マラガ)の空港に到着。運良く空港でダウンタウン行のバスをキャッチ出来たけど、深夜の見知らぬ町をデカイスーツケース転がして歩くのはやっぱスリルあるなぁ。
とにかく無事ホステルに到着。外は週末で楽しそうやったけど、明日は早いし、疲れてるので就寝。
ボンジョルノ!はイタリア語か・・・ ブエノス ディアス!
早起きは気持ちイイなー。天気も良いのでのんびりバスターミナルまで歩こう!
日曜日なので、公園でお祭りみたいな事してました。夜は見えなかったけど、僕の大好きなヤシの木がいっぱい。やっぱ南スペインは温いなー。
スペインでの移動は電車より車かバスが便利なので、基本的にはバス移動。ターミナルに早く着いたので、近くのバルで腹ごしらえ。
なんじゃこりゃ〜!アンダルシア名物のGanba Fritos(海老フライ)を注文してみたら、ホカ弁みたいなガチの冷凍海老フライ出てきた。ガーン。右は同じく名物のtortilla(スペイン風オムレツ)・・・普通、まずくはない。でも何か釈然としないなー。僕の求めてるスペイン料理はこんなんじゃない! でもまぁ適当に選んだ店やしこんなもんか。もうチョット リサーチしてからまたトライしてみよう!
Matanzaの目的地、Rojaに向かう途中の景色。延々と美しいオリーブ畑の景色がつづきます。食べたいなー。
そしてRojaに到着!
RojaはMalagaとGranadaのちょうど真ん中くらいにある町ですが、内陸で少し標高の高いところにあるので、いきなり寒い。サムー!
町は特にかわいい訳でもなく、ただの田舎って感じですね。
ド田舎でやることも無いので、とりあえずこの旅のメインイベントであるMatanzaの工場のGarcia Lizanaの場所を確認に行こう。
日曜日で閉まってるから中の様子は解らないですが、間違いない。動物の血とスモークの匂い。絶対ここ。決定! 明日が楽しみ。
そしてお決まりのスーパーマーケット偵察。
左の写真はPaleta(パレタ)と言って豚の前脚の生ハム。しかも驚くべきはこの値段。21ユーロ!?日本で買ったら1万円はするやろ。
そして右の写真。心臓の弱い方は見ないでください。オーマイ グッドネス!豚の脳!?しかも2個で1ユーロ! 豚がいくらバカでも安過ぎるやろ。おそらく白子みたいな味だと思われます。