はじめてのラーメン IN SEATTLE

シアトルに来てもうすぐ1年になりますが、今日初めてシアトルでラーメン屋さんに行きました。こっちの日本人友達がシアトルには美味しいラーメン屋さんが無いと言うので ずっと避けてましたが、今日ついに行ってしまった。

豚骨らーめん。で、味はと言うと、スープは結構いい感じでしたが、麺が・・・なんと言うか・・・グルテンフリーのパスタみたいな。まぁとにかく麺がはっきり言って美味しくない。#%*+ヌードル。シアトル市内に何件かあるラーメン屋さんです。

あと、不思議なことに替え玉的な感じで、糸こんにゃくがセットで付いてきました。試しにスープに入れて食べてみたけど、ただ単にこんにゃく。何の相乗効果も無い。なんじゃこりゃ?

 こんにゃく入り

 

 

 

 

 

 

しかし何で一風堂とか山頭火とかシアトルに進出しないんやろう?
日本人いっぱい居るしきっとアメリカ人にもうけると思うけど・・・

きのことローマトマトソースのトレネッテ

日本のスーパーでサンマルツァーノ種などの紡錘形のフレッシュトマトにおめにかかる事はめったにありませんが、アメリカでは簡単に手に入ります。

そのまま食べてもあまり美味しくないですが、ソースにするとやっぱ美味しい。

缶詰のトマトは腐敗防止のため酸味料を添加するのでどうしても少し酸っぱくなりますが、フレッシュだと全然ちがいます。

日本の農家さんももっとこのトマト作ったらいいのに、と思います。きっとレストランやお料理好きの主婦から絶大な人気を集めるはず。

きのことローマトマトのトレネッテ!

レシピ 

玉葱、セロリ、ローマトマト、マッシュルーム、パルメザンチーズ、トレネッテ(00粉、水)、オイル、バター              

人類最初の加熱調理

数年前ル・マンジュトゥーの谷昇シェフとお話しする機会があり、人類初の肉の加熱調理についてお話ししました。谷シェフによると「昔、人は生で肉を食べていた。」まぁ火を使う前はもちろんそうですよね。「じゃあ最初に加熱調理した肉を食べたのはいつ?」考えた事ないなぁ・・・「山火事のあと山に行ったら焼け死んでる鹿を発見。食べてみたら生より美味しいやん。」とのこと。おもろいおっさんやなぁ。このおっさん大好き。夜遅くまで楽しいお話ありがとうございました。

神様からの贈り物

地球上には、すばらしい食材がたくさんあります。
その中でもまさに奇跡、神様からのプレゼントか?と思わずにはいられない食材がいくつかあります。

と言うことで、奇跡の食材格付けをしますので、皆さんも「これ忘れてるやろ」って言うのがあれば投稿お願い致します。ちなみに、、肉類はイベリコ豚とか近江牛とか言い出すとキリが無いので入れません。熟成や発酵は、まさに神の仕業ですが、アルコール類やチーズ類、乳製品、加工肉も入れません。基本的には収穫したり、捕まえたりしたものからです。

AAA:カカオ(チョコレート)、コーヒー豆、バニラビーンズ、トリュフ、クロ鮪大トロ、420

AA+:シャンテレル(ジロール)、クロ鮪中トロ、

AA:モレル(モリーユ)、松茸、

AA-:アボカド、蟹(蟹ミソ含む)

A+

A:生牡蠣

A-

BBB+

BBB

BBB-

BB+

BB

BB-

 

Matanzaの旅7(モロッコ編3)

モロッコ三日目はタンジェから大西洋沿いに少し南にある、Asilah(アシラ)に行きました。

ロバ1

アシラに向かうバスはハイエースみたいななワンボックスワゴンで、すし詰め状態です。僕の隣のちびっ子は汗だくになっててめちゃかわいそうでした。
しかもそのバス、右の前輪の空気圧が低いせいか若干傾いてるのに、ドライバーの運転がちょー荒くて、とんでもないスピードでガンガン他の車を抜いて行くんです。 もぅこうなったら神に祈るしかありません。怖いよー。

祈りが通じたのか無事アシラに到着。でも帰りもあのバスに乗るのかと思うと気が重いなぁ。違うドライバーでありますように、また祈っておこう。

アシラはタンジェとは違い、自称ガイドのおっちゃん達はあまりいません。ホッとしたと同時になんか拍子抜け。でも、ここに来てやっとのんびり旅行してる気分。

ろば2
アシラではいまだにロバが大活躍。かわいい!僕も乗ってみたいなぁ。

waves
大西洋の波!ウネリがちょーキレー!

サーファー

タンジェからのバスの中からも見えたけど、この辺はいい波のポイントがたくさんあるらしく、ちらほらサーファーを見かけました。

メディナ

アシラのメディナ(旧市街)は白と青の建物で統一されてて、やっとモロッコらしい場所に来た感じ。

asilah

この町にはたくさんアーティストが住んでるらしく、町のあちこちで色んなアートを見かけます。愛羅武優!

asilah2

 

asilah3

asilah4
建物も地中海らしい感じで、タンジェと全然違う。

asilah5

asilah6

なんかどの国も昔の建物の方がカネかかってる気がする。

アシラに来て良かったー。

モロッコに到着した時は多少後悔もあったけど、たった三日間の滞在でしたが、とってもこの国が好きになりました。他のアフリカの国々もまた訪れたいなぁ。

さぁ明日はまたイルカフェリーに揺られてスペインに帰るぞー。

モロッコ編 終わり。

Matanzaの旅6(モロッコ編2)

モロッコ(タンジェ)二日目はメディナ(旧市街)に行くことにしました。

しかしこの国の奴ら、何で人の顔をこんなにも睨みつけるんやろ?アジア人が珍しいのは分かるけど、見過ぎにもほどがあるやろ。
男の連中は道の向こう側からでも声をかけてくるくらいフレンドリーで、今まで訪れた国の中でも飛び抜けてる。逆にムスリムの女の子達は目も合わせないくらいシャイで、頭にスカーフ巻いてて髪の毛も見えないので、とってもエキゾチックです。

ホテルを出るとまた、自称オフィシャルガイドのおっちゃん達にしつこくつけまわされます。いー加減にしてっ!悪気はなさそうやけど、マジで疲れる。

疲れ果てて小高い丘で休憩してると、明らかに旅行者っぽい人達を発見したので、モロッコ人を見習ってフレンドリーに声をかけてみました。

tanger1

 

彼等はアルヘシラスからのデカイ船での日帰りツアーで来てるらしく、目的地も同じだったので、一緒にメディナに行くことにしました。

medina1

メディナの中は迷路みたいに入り組んでて気を抜くと迷子になりそう。

medina2

メディナの中には市場もあります。オリーブの山積み!

medina3

イスラムっぽい雑貨も、かなりのクオリティの物が、信じられないくらい安く手にはいります。勿論最初はかなり吹っ掛けてくるので、必ず値切りましょう。

medina4

わーお!ビューテホー!

medina5

モスクはすごく神聖な感じがして、僕みたいに明らかにムスリムじゃない人は入りにくい感じです。入りにくいと言うか入れないんかな?ジャッキーとペッツ

一緒にメディナを探検したジャッキーとペッツはシカゴから来たアメリカ人で、とってもキュートでナイスな女子達でした。ありがとう!

船の時間が迫ってたので、みんなとはここでさよならして、僕は一人メディナに残りました。一人になると案の定また自称ガイドのおっちゃん達が寄ってきます。

でも不思議なもんで、あんだけウザかったおっちゃん達にもすっかり慣れてきました。

まだモロッコらしい食事をしてなかったので、おっちゃん達にオススメのレストランを聞いて、一番美味しそうにプレゼンできたおっちゃんについて行くことにしました。

restaurant

僕が選んだおっちゃんが連れてきてくれたレストランは入り口が工事中で、客はゼロでした。ここ大丈夫か? 店の奥からは、お経というか、コーランって言うのかな?女性の歌声が聞こえてくる。なんか変な店やけどこの歌声には何故か癒やされる。

キッチンからシェフらしき人が出て来たので、コース料理を注文。
モロッコはイスラム教の国なので、基本的にはアルコールはありませんが、念の為に尋ねてみたら、やっぱりビールですら置いてない。コーラならあるらしい。
コース料理食べながらコーラかぁ・・・やっぱ遠慮しときます。

bread

これはホブスというパンで、モロッコの主食です。市場やスーパーには山のように積んであります。

soup

最初に出てきたのはスープ。モロッコではクミンを頻繁に使うようで、自称ガイドのおっちゃん達もかなりクミンの香りがします。このスープもしっかりクミンフレーバーでした。

pastilla1    pastilla2

次に出てきたのはおそらくPastilla(バスティラ)と呼ばれるサモサみたいな食べ物です。
さすが地中海に面してる国だけあって、食文化のレベルが高い。

タジン1   タジン2

そして最後は当然タジン。クスクスに鶏肉と野菜の蒸し焼きがのってて、予想以上の美味しさ。
最初はあの自称ガイドのオヤジにダマされたと思ったけど、どの料理も美味しい。

変な店だったので、多少ボラれる事も覚悟してましたが、このコースに激甘のミントティーまで付いて80DH(約800円)。マジか?
勿論たっぷりチップを置いて帰りました。ユーロで。

Matanzaの旅5(モロッコ編)

asilah

マタンサ体験のために2〜3日必要かと思ってましたが、一日でだいたいの工程を見ることが出来たので、予定が大幅に狂いました。良い意味で。
さて!バルセロナに行くかモッロコに行くかどうしよう。この時突然僕の中に湧いてきた新しい目標。

五大陸制覇!(できれば六大陸)

五大陸制覇。なんと男心を刺激するロマンティックな言葉でしょう。モロッコに決定!

スペインとモロッコはジブラルタル海峡を挟んでおよそ14kmとかなり近く、船で1時間程で行けるのです。
しかし困ったことに、今回の旅ではモロッコは予定に入ってなかったので、全くリサーチ してません。僕は旅行前には最低でも、「ビール、トイレ、ありがとう、こんにちは、ごめんなさい、どぅいたしまして、いくら?どこ?なに?」くらいは現地の言葉で言えるようにしてるし、宗教や文化、タブーなども知っておきたい方なのでかなり不安。地球の歩き方欲しい。

でも、グラナダで出会ったモロッコ人(マナちゃんの友達)が、モロッコは安全だから全く問題無いよと言ってたし、行き方も教えてくれたので、夢に向かって出発しました。

モロッコ人が授けてくれたモロッコの行き方
まずバスでAlgeciras(アルへシラス)という港町に行く(アルへシラスからもモロッコに向かう船は出てるが、遅いのでそこでは乗らない)→アルへシラスに着いたら、モロッコ人(イスラム教の女性は頭にスカーフを巻いてる。男性は口髭をたくわえてて、アラビア系の顔)について行く→イルカの絵のフェリー会社のチケット売り場に着くので、そこでチケットを購入。→そのチケットはTarifa(タリファ)という町に向かうバスのチケットも兼ねてるので、それでタリファに向かう→タリファからイルカ フェリーに乗ると1時間程度でTanger(タンジェ)というモロッコの港町に到着。

つまり、ずっとモロッコ人について行ったらモロッコに行けるという事です。シンプルやなぁ。ちなみにフェリーのチケットは往復で確か45ユーロくらい。思ったより安かった。

イルカ フェリー

ジブラルタル海峡は潮が速いせいかかなり揺れます。船が出発すると急に乗組員たちが慌ただしくなり、袋を配ってくれます。えー!ゲロ袋!? 多分半分くらいの人達が袋のお世話になってました。

ちなみに船の中で出国の手続きがあるので、お忘れなく。

そして港に着いてアフリカ大陸上陸を果たし、喜びもつかの間、急に後悔がやってくるのです。
「荷物持ってあげるよ。」「ホテル紹介するよ。」「ガイドするよ。」
港では何とかしてユーロを巻き上げてやろうとウソつき達がお出迎えです。

「ガイドは要らない。」と何度言ってもおっちゃんがずっとついて来る。僕はあまり貧しい国を訪れた事がないので、この状況に動揺。
ホテルは予め予約してましたが、地図なんて見てたら完全にカモなので、仕方なくこのおっちゃんにホテルまでの道案内を頼みました。

「ホテル レンブラントね。 オレについて来い。」このおやじホンマか?変なトコ連れて行くなよ。
完全に疑いの目でついて行ったけど、あっさりレンブラントに到着。
「ありがとう!おっちゃん!疑ってごめんなさい。」
チップもいくら要求してくるかと思ったら、たった2ユーロ。しかも申し訳なさそうに。

よく考えたら貨幣価値に差があり過ぎる。タンジェではユーロもドルも使えますが、モロッコの通貨はディルハム(DH)といって、1DHがだいたい10円くらいです。500mlの水が3〜4DHくらいで、色々買い物した僕の感覚的には日本円の6分の1くらいの感じです。30万円分働いて5万円の給料かー。アンフェアやなぁ。

僕は日本に生まれてラッキーなだけで、こんな風に海外旅行出来るけど、ここの国の人達は気軽に旅行も行けないと思ったら、なんか申し訳ないなぁ。

とにかく無事ホテルにチェックインできたので、動揺した気持ちを落ち着かせるためにカフェでミントティーを注文。

mint tea

甘っ!甘いもの大好物の僕でもビックリするくらいの甘さです。インドのチャイとかベトナムのコーヒーとか、何で温い国の飲み物はだいたい甘いんやろう?

Matanzaの旅4

今回のスペイン旅行は加工肉の勉強に来てるので、食事も毎日ハム、ソーセージが中心です。

朝ごはん4

 

Plaza Nueva(ヌエヴァ 広場)の近くに朝からおっちゃん達で賑わってる店を発見したので、チョリソーのサンドイッチとコーヒーを注文。ねー?お冷グラスにコーヒー入ってるでしょ?しかしスペインのパンは硬いなー。油断すると歯ぐきから血が出そう。

catedral1   市場1   市場2

カテドラル(でかい教会)の周辺は市場で賑わってました。スペインはアラビア系の文化が濃いせいか、スパイスが豊富。加工肉にもたくさんのスパイスが使われてます。

カテドラルの近くにチュロスの店を見つけたので、オヤツにしよー。

churros

なんか僕の写真、店の外観とか雰囲気とか無しで、食べ物のアップばっかりやなぁ。申し訳ない。コーヒーはやっぱお冷グラスです。コーヒーに砂糖を足して激甘にし、チュロスに染み込ませて食べるとめちゃウマです。

jamon serrano

 

グラナダにはこんな感じにハモン セラーノをぶら下げてる加工肉専門のレストランがたくさんあります。

ハム盛り   いろんな加工肉   いろんな加工肉2

 

こんなレストランを見つけては、盛り合わせとビールの繰り返しばかりしてたので、なんかお腹の調子おかしい・・・でも美味いし安い。

Garcia Lizanaの件でお世話になったAniは大阪在住ですがもともとグラナダの人で、現地の日本人の友達を紹介してくれました。

ai chan   fideua

グラナダでも数少ない日本料理のレストランで働くあいちゃんとパエリアを食べにいきました。この店かなり暇そうやったけど、イカスミのFideua(パスタパエリア)はめちゃ美味しかった。

けんさん

 

そしてこの人が、日本料理のレストラン ザクロのオーナーシェフのけんさん。Aniの友達のまなちゃんと、一緒にパエリア食べたあいちゃんが働いてるのがこのお店。ザクロはグラナダでもかなりの人気店で、最近2号店もできたらしい。
グラナダにお越しの際は是非ザクロに行ってみてください。美味しいよー

Matanzaの旅3

無事にマタンサを終え、すげー充実した気分。後は旅行するだけ。Yay!

早速グラナダ行きのバスに乗って座席につくと隣りにアジア人の女の子を発見。よく見たら「地球の歩き方」読んでる。ヤッター日本人やー。彼女もグラナダに向かうそうなので、しばらく一緒に行動する事になりました。スペインでは英語を話せる人もあまりいないので、母国語で会話できて幸せ。

グラナダではマラガの時と同じOASIS(オアシス)にステイしました。caldereria nueva1   caldereria nueva2   caldereria nueva3

オアシスはCalle de la Caldereria Nueva( カルデレリア ヌエヴァ通り)沿いにあって、この辺は、モロッコやトルコなどのイスラムっぽい雑貨屋さんや、フーカー(水パイプ)のカフェなどがたくさんある、グラナダでもとってもヒッピーなエリアです。

そして翌日はお決まりのアルハンブラ宮殿観光。
昨日出会った日本人のみさちゃんと宮殿内で待ち合わせてデート。

みさちゃんと   image   kitty

アルハンブラ宮殿はもちろん素晴らしく、見応えじゅうぶん。でも僕はビール飲みながらニャンコ達と遊んだのが楽しかったー。

みさちゃんはワインとチーズのソムリエさんで、旅の目的もしっかりしてる、とっても魅力的な女の子。グラナダでは一緒にレストラン行ったり、フラメンコ観に行ったりして、彼女のおかげで楽しい時間が過ごせました。
ありがとう みさちゃん!

Matanzaの旅2

2011年11月8日 マタンサ当日

朝9時にGarcia Lizanaに到着し、店頭で販売しているおっちゃん達に、身振り手振りで日本からマタンサ体験に来ていることを伝えようとしましたが、おっちゃん達はハテナマーク。困っているとこにボスっぽい人が登場。
僕はスペイン語が全く話せませんが、大阪に住むスペイン人の友人が事前に打ち合わせしてくれてたので、「オー 君がハポネスのタケシローか。聞いてるよ。」みたいな感じでなんとか潜入成功。

antonio

そして左の彼、アントニオが、豚の屠殺→解体→塩漬→ケーシング→熟成の工程を実際に現場で丁寧に説明してくれました。一般には公開しないという約束で、ビデオや写真の撮影も許可してくれました。映像を見たい方は直接僕にご相談ください。かなりショッキングな映像なので、心の準備が必要ですが。

アントニオはとっても親切なナイスガイで、スペイン語の解らない僕に、わざわざパソコンの翻訳機能を使って、すごく丁寧に説明してくれました。ホントにありがとう。

マタンサの工程を簡単に説明します。まずは屠殺です。5匹ほどの豚が屠殺場に連れて来られ、電気で気絶させ足から吊るして、心臓の動いてる間に首の動脈をカットし、血を出します。この血はMorcilla(モルシージャ)というソーセージに使われます。
次に体をドラム式洗濯機みたいなマシーンで洗い、毛を焼きます。
そして流れ作業でどんどん解体されていきます。

もも肉や腕肉はハモンセラーノやパレタなどの生ハム用に塩漬けされ、乾燥→熟成へと流れて行きます。バラ肉のパンセタやロース肉のロモなども同様です。

塊で使えない部位はミンチにされケーシングし、サルチチョンやチョリソーなどのソーセージになります。

jamon serrano1    jamon serrano2

ハモンセラーノの熟成庫にはたくさんの生ハムが吊るされていました。
熟成肉の独特の香りや、レストランの前で肉を長時間ブレイズした香りを嗅ぐと「ヨーロッパやー」と感じるのは僕だけでしょうか?とにかくたまらん匂い。セルベサ欲しー。

 

朝ごはん1   朝ごはん2   朝ごはん3

お昼も近いのに「朝ごはん食べに行こう」と言われ、工場の隣りにあるカフェにサラミ持参で行きました。

地元の人と地元のものを食べると食文化の違いを見ることが出来ます。
南スペインでは、何故かコーヒーは、食堂のお冷グラスみたいなコップ(スペイン北部ではコーヒーカップらしい)で出て来て、しかも頼んでもないのにミルクと砂糖がタップリ。
で、そのコーヒーの砂糖をスプーンでグルグルかき混ぜながらの世間話。5分くらい。もぅ砂糖溶けてるっちゅーねん!これマジなんです。

上の写真のパンは、ナイフでしつこいくらい刺して、エクストラ バージンオリーブオイルをびちゃびちゃになるまでたっぷりかけます。トマトペーストは普通にぬって、仕上げは工場から持参のサルチチョン。みんなこれが大好き。

マタンサを見学する前に、「お前ホントに大丈夫か?」と念を押されました。
アントニオによると、マタンサを見学した人はよく、気分が悪くなったり、気を失ったり、お肉を食べられなくなったりするからです。
しかも見学に来るほとんどの人は、獣医さんや屠殺の研修の人などで、料理人は来ないらしい。
だから見学後に、がっつりサルチチョン食べてる僕を見て、「タケシローはここで働けるね。」っていってました。
子供の頃、飼ってたネコやイヌが死んだ時は、ショックでめちゃ泣いてたのに、いつの間にかウサギさばいたり(卯年やのに)、魚しめたり、図太なったなぁ・・・

 

garcia lizana6   garcia lizana7    garcia lizana8

 

今回のマタンサ体験で、Garcia Lizana(ガルシア リザーナ)を紹介してくれた、友人のAniと彼女のお父さんには大変感謝しています。本当にありがとう。