西村料理研究所の簡単調理理論! 加熱調理のメカニズム2 (伝導熱)

伝導熱(熱伝導)とは静止した物体中に、または物体と物体の間に温度差がある場合、高温側から低温側に伝わる熱の事をいいます。

調理法として具体的にいうと、「ソテー」「炒める」「煎る」などです。
例えば、フライパンでステーキを焼くのは、伝導熱を利用した調理法です。

conduction

上の図はステーキをソテーしているイメージです。
フライパンに接してる面に直接熱が伝わりステーキが加熱されます。

ちなみに食材に外部から伝わった熱は、食材の内部に向かって熱伝導していきます。

下の図はジャガイモを茹でてるイメージです。

conduction2

茹でる事によって対流熱でジャガイモに熱が伝わりますが、ジャガイモ内部では伝導熱によって外側から内側に熱が伝わっていきます。

伝導熱を利用した調理法はとってもシンプルで、世界で一番頻度の高いポピュラーな調理法だと思います。

※僕は科学者ではなく、この文章も自身の経験によるところが多いので、多々間違いがあるかと思われます。ご理解頂ければ幸いです。

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